「APIファースト」の本質--なぜ銀行がAPIを公開するのか

APIファースト」の本質--なぜ銀行がAPIを公開するのか

ソーシャルネットワークに代表される、いわゆるインターネットサービスが競ってAPIを公開した結果、開発者の間には「公開されているAPI」に対する、一種のベースラインが確立している。

 それは例えば、開発者がふだん慣れ親しんでいるAPIの作法(RESTfulなアーキテクチャ・スタイル、JSON、OAuth/OpenID Connect、 JWT)や、開発者が期待するAPI周辺のサポートのしくみ(インタラクティブAPIリファレンス、サンドボックス、コミュニティ・フォーラム、SDK)などである。

現在のAPIによるサービス連携では、エンドユーザーが自発的にサービスを組み合わせるやりかたが当たり前になっている。

 例えば、複数の金融機関が管理する口座情報を、フロントエンドを提供する別のサービス事業者が集約するケースでは、エンドユーザーがサービス事業者に対して口座情報への参照を許可するための手続きが行われる。逆に言えば、エンドユーザーの同意なしには、API連携が成り立たないかたちである。

そのビジネス・モーメントを捉えて、顧客に対してその瞬間に最も必要なサービスを提供するためには、当然のことながら一事業者単体では不可能であり、異なる事業者が提供する複数のサービスを、エンドユーザーと協力してつむぎ合わせていかなくてはならない

単一の事業者が直接的にすべての顧客接点を有する「オムニチャネル」から、ときには他社の顧客接点をも活用して常にエンドユーザーのニーズを受け止めるための「エコシステム」の確立に、APIは欠かせないものとなるのだ。


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あなたの銀行が顧客の日常になるには

あなたの銀行が顧客の日常になるには

As technology continues to forge pivotal changes in banking, it is also offering banks a perfect, though small and closing, window to a thriving digital future.

Now is not the time to wait and see what happens. Banks can direct today’s technology innovation to shape the industry, their workforce and their partnerships in ways that find value in the disruption and deepen their role in consumers’ lives.


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API化

API

最近はやりのAPI化。ちょっと調べてみたけど、技術的な要素として、Web Servicesと何が違うのかが全くわからない。XMLJSONになるぐらいか。
Web Servicesで必要な技術は、およそ15年ぐらい前に議論されており、その議論で訴状に上がっていた技術がしれっとAPI化ですぜいという感じでしれっと今後出てくるだろう
その意味で、下記の技術情報を見ると、今後API化対応といってベンダから提供されるものが予想できるのである。

XMLコンソーシアム Webサービス技術解説書

システム開発にWatsonを使うサービス、IBMが提供

システム開発にWatsonを使うサービス、IBMが提供

  • 日本IBMは4月24日、システム開発の高速化・高品質化を支援するツール群をクラウド型で提供する「IBM Watsonを活用した次世代超高速開発」サービスを開始した。
  • プロジェクト管理を支援する「コグニティブPMO」と、アプリケーションの開発や保守を支援する「統合リポジトリー&ツール」の2つのサービスで構成される

https://japan.zdnet.com/storage/2017/04/24/2e7b080457cb934bea8d56f77fcaddd5/watsonsystemdev01.jpg
↑ 正確さが求められるところはモデル指向、推測がうれしいところはAIと言っているだけでは。

https://japan.zdnet.com/storage/2017/04/24/e6837c81fae9ed2963f15da003ea6972/watsonsystemdev02.jpg
↑ こんなの昔からExcelでやっているのではないか。

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Ops 4.0: データ分析によって生産性を20%上げる

企業は生産性を上げ続ける必要がある。デジタライゼーションとデータ分析によるイノベーションによって、4つの新しいメソドロジーが企業が求める生産性向上の突破口を開くであろう

http://www.mckinsey.com/~/media/McKinsey/Business%20Functions/Operations/Our%20Insights/Ops%204%200%20Fueling%20the%20next%2020%20percent%20productivity%20rise%20with%20digital%20analytics/SVGZ_Ops_4_Fueling_productivity_ex1.ashx


http://www.mckinsey.com/~/media/McKinsey/Business%20Functions/Operations/Our%20Insights/Ops%204%200%20Fueling%20the%20next%2020%20percent%20productivity%20rise%20with%20digital%20analytics/SVGZ_Ops_4_Fueling_productivity_ex2.ashx


http://www.mckinsey.com/~/media/McKinsey/Business%20Functions/Operations/Our%20Insights/Ops%204%200%20Fueling%20the%20next%2020%20percent%20productivity%20rise%20with%20digital%20analytics/SVGZ_Ops_4_Fueling_productivity_ex3.ashx


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CA、日本進出20周年で放つ「3本の矢」--2018年度の事業戦略

CA、日本進出20周年で放つ「3本の矢」--2018年度の事業戦略

  • CA Technologiesは「モダンソフトウェアファクトリ」構想に基づいて今後数年間の中核になるという3種類の製品を投入する
  • 工場では各製造工程における自動化を通じて高品質なプロダクトを迅速に市場投入しているように、「モダンソフトウェアファクトリ」では、ソフトウェアでもアジャイル開発やDevOps、マイクロサービスを活用して、これを実現していくという
  • 下記三種類のソフトウェアを投入
    • CA Agile Centralは、企業・組織全体でアジャイル開発の推進していくためのプラットフォームをSaaSとして提供
    • CA BlazeMeterは、アプリケーション性能テストであるBlazeMeterのサービスを提供
    • CA Privileged Access Managementは、クラウドベースで特権IDとアクセス管理機能を提供

https://japan.zdnet.com/storage/2017/04/19/7524114520faac63328934f4bf5cf0fd/cafy18_03.jpg

CAというと、いろいろそれっぽい製品を出しているけど、日本でのデリバリー体制が弱く、結局ArcServerだけの会社というイメージだったが、なんだかんだで20年続いているんだね。今でも自分の中のイメージは変わらないが。

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