RPAによる「業務の自動化」の落とし穴

RPAによる「業務の自動化」の落とし穴

IBMでは、業務改革のロードマップを描いたうえで、ステップを踏んで業務プロセスを改善することを提唱している。RPAは業務改革の手段の一つであり、業務全体の効率化を見据えたうえで導入することにより初めて効果を発揮するという。そのため、他のRPAベンダーにはない、IBMならではの具体的なソリューションが提示された。それが昨年10月に発表された「IBM Robotic Process Automation with Automation Anywhere」(以下、IBM RPA)である。

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業務全体の効率化のためにはBPMとRPAの融合がカギに

中村氏は「BPMツールは業務プロセスを設計し、実装して実行し、分析し改善するというサイクルをカバーしています。それとRPAを一緒に使うことにより、どの業務をボットに行わせ、どう人と連動させればよいかが明確になります」と、業務プロセスを見える化するBPMと、定型業務を自動化できるRPAを組み合わせることの効果を説く。

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こういう全体感のある絵が必要
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新しいものを生み出すうえでは、誰かが決めてくれた「要件定義」などは存在しない。何をするかを考えることが、デジタル化の第一歩である。そこがデジタル化を推進するうえでの難しさといえる。

そのため、最新技術の適用分野を見極める段階で、いきなりつまずく企業が多くなる。以下では、典型的な3つの失敗パターンを紹介しよう。
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