V&V

 V&Vとは何の略か。知っている人は知っていると思うが、「Verification and Validation」の略だ。
 当然アリナミンV&Vの略じゃない。
Veificationは、システムの開発に当たってプロセス前後の成果物同士が正しく変換されている(一般的に、後成果物は、前成果物の具体になっているわけだが、前成果物の具体ではない具体となっている場合Verificationが出来ないとされる)こと、Validationはもともとのユーザが作りたかったシステムの要件を実際に作ったシステムが逸脱しているかというかということ。
 会社での仕事ってのは基本的にアウトプットが求められる。アウトプットが出てないなければ、基本的にアウトだ。徐々にヒエラルキの端のほうに追いやられる。これは淡々と実施されていて、怖いし面白い。
 けど、最近思うに、その判定がVerificationの観点で見られているんだよなあってのかどうもね。それっぽいVerificationがされていれば、決してValidationは気にされない。それっぽい変換がされている成果はOkとされるが、本当にそれは、会社にとって正しい要件から得られた成果なのか。クビをひねるようなものが多い。
 まあ、Verificationも達成できないと話にならないから、まずは論文を通したりとかVeirificationを確保して、からValidationとしても正しい成果をと思っていると、時間がたって全然何も出来ないなあ。うーん。