日本のサッカー強化戦略について意見を述べてみる 

(その1)誰も否定ができないが何の意味のない意見をずばりと述べる

  • 今の日本のサッカーは,プレイヤが全体最適を目指さず,個別最適に終始している.そのための組織的な改革が必要だ
  • 今のオシムに必要なのは戦略の可視化だね

(その2)うわべだけ学んだ理論を完全に勘違いしたケースに適応した意見をずばりと述べてみる

  • 勝つための戦略さまざま行ってきたが,うまくいってない.なぜか.戦略の相関を把握できるような方法論をわれわれが持っていないからだ.是非,財務の視点,顧客の視点,プロセスの視点,イノベーションと学習の視点で戦略を整理してみよう.今の戦略は,走る練習とかシュート練習とか学習の視点に偏っている.これでは長期的な勝利の戦略にならないのは明らかだ.これからの競争を生き抜くには視点に対してバランスの良い戦略を考えなければならない.たとえば,顧客の視点で勝つためにはどうしたらいいか考えなくてはならない.わかるか.
  • TOC理論でゴールの量産を考えよう.ゴールをスループットと考えるとTOC理論があてはまるのはわかるよな.前チームの制約条件はなんだったか.みんなわかるよな.QBK柳沢のシュートだ.じゃあ,どうすればよいか.まず柳沢の徹底活用だ.決定的なゴールチャンスには柳沢にボールを集めろ.次に制約条件以外の制約条件への従属だ.つまり柳沢以外のプレイヤの柳沢への従属だ.柳沢へのゴールチャンスでない無駄なパスの供給努力は,スループットになんら影響を与えない.DBRに基づいて考えると,柳沢への安定した決定的なゴールチャンスパスのために後ろでボール回しをしてバッファリングしているべきだ.その後は,制約条件の能力の改善だ.柳沢に死ぬほどシュート練習をさせろ.最後に制約条件が中村のハイリスクなパスになっていないか注意深く観察しろ.いいな.これが現代の戦略というものだ.

まとめ

  • 誰にも否定できないが本人がわかってない言葉を使うのは戦略的に...俺の周りの人はわかって使っているからいいけど,Web系の怪しい記事って安易に 全体最適とか可視化とか使いすぎ.
  • 理論や戦略は前提条件を把握して使わないとなあ.俺ってすぐ心地よいキーワード戦略に自分が理解もしてないのに飛びつくから自戒をこめて.わかっている人にいつもトンチンカンなことを言っている.まあこれも勉強だけどね.