フロム 喜怒哀楽 〜 スチャダラパー

最近、いろいろ忙しく、そんため頭(ちょっと)使わないといけないので、癲癇の薬のブレンドを変えているのだが、そうすると喜怒哀楽が激しくなる。週末の楽しみを考えるだけで楽しい。他人が喜んだらこっちも喜ぶ。NHKスペシャル 映像の世紀 SPECIAL BOX [DVD]を見て、これから戦争に向かう青年の笑顔を見ると哀しくなる。むかつくことは、ゴミ箱蹴り飛ばしたくなるぐらい本当にむかつく。この5年ぐらい癲癇の薬を飲んでいたから、こんな喜怒哀楽なんかほとんどなかったもんなあ。
で、最高のラッパーfor日本人、スチャダラパーの代表曲「From 喜怒哀楽」を紹介しましょう。日本人のラッパーとしては、K DUB SHINEもジブラも好きですが、所詮彼らは、たまたま日本人だった結構うまいラッパーに過ぎません。もちろんK DUBは、日本人であることの誇りをもち、日本語でリリックを書くことにこだわっている代表といえますが、それは彼がたまたま日本人であったからそうなわけで、自分の所属に忠誠を誓い、自分の最も適切なコミュニケーション手段での表現にこだわるというヒップホップの基本からは、まあ普通の人ですよね。この、感覚がわからない人はメタな考え方を身につけてください。
で、スチャは最高の「ラッパーfor日本人」です。 つまり、スチャは野球のトップ。K DUB達はベースボールの上手い人という感じでしょうか*1というわけでスチャの名曲「From 喜怒哀楽」を紹介しようと思ったら、YouTubeになかった。しょうがない。他を紹介しよう。

「ノーベルやんちゃでDE賞」← 人間こうありたいですな

「大人になっても」← 自分を言われているようでつらすぎ。


5th WHEEL 2 the COACH

5th WHEEL 2 the COACH

↑ これ最高。「ノーベルやんちゃDE賞」のくだらないリリック、「サマージャム’95」、「Ultimate Breakfast and Beats」のマッタリ感、「フロム喜怒哀楽」の喜怒哀楽を表現したリリックとリズムのreciprocity、「5thホイール2ザ・コーチ」のJazz的センス、「南極物語」の耳に残って離れない最高のバース。すべてが良いよ。

*1:とはいっても、スチャは、DeLaSoulとかJungleBrothersとかBeastieBoysの影響を受けているけど