高橋メソッドとYouTubeとINXS

以前、高橋メソッドの原型はINXSのPVだと書いたが書いただけ。、で、そのPVは?ってのを簡単に参照できる時代になったではないか。その間たったの2年。すごいドッグイヤー(死語)になったものである。ま、そういうわけで、そのPVをYouTubeのであげておこう。

↑このINXSのneed you togniht-medeiateの3:14あたりから高橋メソッドが使われている。これの投げ捨て高橋メソッドで会社のプレゼンやったらどうなるんだろうか。
で、話は変わる。リードボーカルマイケルハッチェンスは、10年前に自殺*1し、もうこの世にいない。しかし、INXSはまだがんばっている。ってのも、ハッチェンスはボーカリストとして、そしてファンやマスコミに対するカリスマとしてものすごい影響力を持っており、彼のバンドというイメージが強かった。しかし、実際、あのINXSの音楽を作っていたのは、基本的に見た瞬間最強に地味〜な印象を与える後ろのほうのおたくっぽいファリス兄弟なのだ(PVでも最もセンスない感じで投げ捨て高橋メソッドをやっている彼(アンドリュー・ファリス)が実際は音楽を作っている)。だから音楽性は失われず、新しいINXSとして再出発した。で、じゃあ、INXSの本質は、INXSの音楽を支配していた地味なファリス兄弟なのだろうか。ファンに対するカリスマで、多分彼のカリスマ性がなかったら、絶対にここまでINXSが世界で認知されたバンドにならなかったほどかっこよいカリスマ性を持ったハッチェンスだったんだろうか。どっちなんだろうか。

*1:Xの亡くなった人のように、首吊り自殺か、何かの健康法か何かのプレイ中の事故か、実ははっきりしていない