Generic

さて、いつものように週末はCMMIの本をちょっと眺めているのだが、GGとかGPのGって共通って訳されているから、なんだろ、Global変数みたいに、どこでも利用されると言う意味で、"Global"のGなのかなと思っていたら、Genericなのね。

Generic

  1. of, applicable to, or referring to all the members of a genus, class, group, or kind; general.
  2. of, pertaining to, or noting a genus, esp. in biology.
  3. (of a word) applicable or referring to both men and women: a generic pronoun.
  4. not protected by trademark registration: “Cola” and “shuttle” are generic terms.

これの1の意味で使われているんでしょう。Java5のGenericと同じだ。
Javaのというか一般的なgenericsは、要するにインスタンスの型決定するデータをパラメータとしてコード内で記述できる言語にするものであると理解しているが、ぶっちゃけ、特定のクラスのみを要素として扱うコレクションクラスを作れるようになりましたというあれだ。

    protected final List cards = new ArrayList();

↑こんなやつ。Cardクラスのインスタンスしか要素に持つことができないArrayListクラスをインスタンス化できる。
 たとえば、CMMIのGPも基本的には上のコードのListクラスと同じように利用される。上の記法を用いるとaGP見たいな感じ。さらに、すべてのSPに対して適応される。つまり、aGPが満たされているというのは、要するにすべてaSPに対して、aGPで表現されるプラクティス特性を、プロセスは満たしていますか?ということになるみたいだ。こうして意味を捉えると「共通」という訳は???な感じがしないでもない。総称とかでいいのに。
ちなみに普通の人が一番知っているであろう、Genericはジェネリック医薬品だろう。これは、genericの意味の4つ目、"not protected by trademark registration"だ。ある薬の特許が切れた際に、その薬が有用なら、その薬と同じ成分のものを他社が売ることになる。その場合、商標登録されていない一般名で売るのが普通らしく(ホッチキスじゃなくてステプラーという名前で売るということ)、そう呼ばれるようになったそうな。
 っていうか、今日もチャリ&スケートで足が痛い。そして眠くなってきた。