台風は結局東京に迷惑をかけるのかどうか、早くはっきりしてほしいのだが

サーバーセットアップ

 この3連休はアウトドアな計画をたてていたのだが、すべてやめて家で地味にサーバセットアップとかプログラミングとかゲームとかちょっとお勉強とかにリプランしていた。けど、この時間にすでに雨が止んできて、気分が外向けに。どのぐらい外向けになったかというと、このジメッとした中、無性に布団を干したくなったぐらいだ。
 さて、サーバセットアップであるが、昨日ははまった。tomcatをさくっとインストールする予定が、動作しているはずなのに、いくら8080につないでもエラーがでるので、悩んでいたら、tomcat5.5のデフォルトポートって8080じゃないのね。8080ってweblogic特有なんだっけ?それとも昔のtomcatは8080で最近変わったのか、それすら知らなかった。あまりのしょうもない悩みに時間を費やしたことでえらい疲れた。
 今日は単にtwitter updateの追加と、ajpを使ったApache2->tomcatへの連携の設定の部分。ようやく、ポート80で受けて、URLによって8009で待っているtomcatに振ることができるようになった。 参照は、ここ。ここに書いてあるとおりにやればあっさりできる。しかし、結局ajpってのはどういうプロトコルで、apache2側、tomcat側のアーキテクチャの中のどのモジュールでこのような連携を実現しているのか全くわからずで終わり。そんなんでいいのかと思いつつ、まあいいか。ってまあよくないだよなあ。なんつーか面白くない。なぜこういう手順をするべきなのかわからずやる作業って、本当に面白くない。 やっぱ、apachetomcatぐらい、おおよそどういうアーキテクチャ思想で設計され、実際どのようなアーキテクチャで、結果としてどのようなモジュールがどのような機能を持っているのかレベルいいからできっちり納得しときたいなあ。

属人的でもいい組織とは

 というわけで、手順どおりに単にやるってのは基本的につまらない。そうは言っても、何か新しい/やり方がよくわからないことをする場合でもどうにかしなくちゃならないわけで、そういう場合の戦略ってのは、思いつくままあげると4つある。たとえば、自分の会社で、なんだかよくわからない事務処理をやる時を例にすると。

  1. 既存のやり方を書いた書類とかサイトをみながらやる->既存の詳細プロセスが定義されている前提で、その詳細なプロセスに従う
  2. 先にいろんな人の暗黙知を引き出して、手順把握した後、実施->自らプロセスを定義して実行する方式
  3. 優秀でベテラン*1の事務を専門にやっている人に丸投げ->属人的処理。いわゆるヒーロー依存体質
  4. とりあえず思いつくままやってトライアンドエラーを繰り返してで上手くいけばラッキー->実行可能なプロセス空間を多少ヒューリスティックに全探索する方式

 俺は4番目が多くてしょっちゅういろんな事務方の人に怒られるのだが、最近思うにこれは自分がどうのより自分+事務方の稼動を無駄に使いまくっているので、避けるべきだろう。反省してます。
 で、俺じゃなくて事務処理以外のことをやった方が組織に貢献できる優秀だったり偉かったりする人が事務処理を必要とする時、どの戦略を取れるように組織はサポートすべきか。4は論外、俺はこれからせめて2でやれるようにしましょうということで、1or3が良いのでしょう。3の問題点はその人が突然いなくなったらすべてがとまるよねとか、期末とかでその人が忙しくなると、すべてがそこで滞留するよねという問題です。だから1にしましょうってのが、まあ、浅いプロセス信望者の説明になるのだと思うのですが、本当にそうなのかな。
 最近ようやく気づいたのだが、今いる人もそうだし、俺がいる組織にいた事務を専門にやっている人は、常に優秀で、適当なお願いをしても最終的に上手く処理してくれている。 当たり前に思っていたが、他部署の話を聞くと冗談ぐらいに恵まれているらしい。もちろん、俺らにはわからない苦労を事務の方がされていることを真っ先にレスペクトするべきなのだが、それ以外にも

  1. 事務の人を採用していた前の上司がかなりちゃんと適性を選んでいたのかも(確か、選ぶのは法律的に違反のはずなので、単なる偶然でしょうとしとく)
  2. 引継ぎ、つまり新しい人のトレーニングをしっかりやっている
  3. 派遣元/派遣先が大きなレベルでは同じ場合が多く、事務の人もそれなりに似たような作業になっているので立ち上がりが早い

というあたりがキーらしい。このように考えると、具体的な作業が属人的であること=悪と単純に捉えるのでなく、常に優秀な人を必要なだけ確保できるプロセスを組織で実践して、具体的な作業自身はゆるいプロセスだけ決めて、後は属人的になっても良いのかもしれない。
と、この前、他の部署の育成の話を聞いて思いましたとさ。

Trust No One, Deny Everything

最近、とにかく思考を止めるキーワードに毒されて良くない。全体最適とか、見える化とか、プロセス定義とか、生産性向上とか。こういうことを主張する人達自身は、真の意味で理解して言っている場合が多いからいいが、俺のように後馬やら勝ち馬に乗るタイプの人間は、こういう言葉を鵜呑みにすると何でそれが重要なのか考えなくなってしまう場合が多い。気をつけなければなあ。そうX-filesのMulderの精神でいかなければいけないな。Trust No One, Deny Everything.

Skype

NYにこの前行ったNY在住の中学からの友人とSkypeでテレビ電話。お互い家族でもないし、男同士だしテレビ電話だからって感激することでもないのだが、何かすごい時代になったものだ。ちなみに、向こうの現在の仮住まいのネット環境が多少悪いらしく音が聞き取りにくいところが合ったので、チャットしながらだった。で、Skypeってチャットすると急に相手に音が届かなくなるバグ発見!と思ったが、単にチャットでキーボード叩いている時には、俺が無言になるだけだった。何でも人のせいにするのは良くないと反省しました。

*1:ベテランってのは年のことじゃないですよ