「ソフトウェアプロセスもソフトウェア」なんだそうだ

「ソフトウェアプロセスもソフトウェアである」は、Prof. OsterweilICSEの基調講演で残したキャッチーなフレーズだ。彼が、このフレーズで本当に聴衆に訴えたかったことが何かは、俺にはわからん。しかし、このフレーズは、この講演を実際聞かずでフレーズだけが一人歩きしても、人それぞれ何かを考えさせるイベントになりえると言う意味でキャッチーなフレーズではある。ちなみに、今月末、日本に来て東大で講演するみたい(Titleは、確か"Precise process definition")。
 このフレーズを聞いて半分冗談、半分本気で思ったのだが、プロセスを改善しようとするために、プロセスを定義しようという場合、個々のプロセス内部の手順(procedure)、プロセス間のフロー、利用されるリソース(人とかハードとか)などを定義する形式としてJavaを使ったらいいんじゃないだろうか。で、実際に実行させてみる。そして、なんか時間がかかる。そのわりにはCPUを100%フルに全然使ってない。なんでだろ?で、どうするか。ここでプロファイラーの出番である。この世の中にはNecklessのような分析機能を持つソフトがある(flog気味)ので、どこが遅いのか、どこで待ちが発生しているのか、どのリソースが関与しているのか、簡単にわかるのではないだろうか。どうだろ。単なる思い付きだけど。まあ、思いつきレベルでは、いくらでも同じような事を考えた人はいるんだろうなあ。