ギークとスーツ(2)
昨日の続き。
で、ギークとスーツってそもそも仕事でやることが全く食い違うということもあるが、それ以上に精神的な壁が大きいと思う。
自分の会社の先輩だった人は、今上流系コンサルだが、お客のIT部門のキーマンがギーク系の人で、先輩がいかにもスーツな感じだったため最初は毛嫌いされた続けたらしい。しかし、DB2の設定パラメータの細かい部分を知っていたことで、なぜか急に仲良くなってもらって仕事をもらえたそうな。そんなこと知っていても仕方がないような仕事であったにもかかわらず。こういうちょっとしたことが精神的な壁を取り払うようだ。
まあ、その人は、私が入社した15年ほど前に自分の家で使うためにRFCを読んでhttpサーバを自作していたようなプライベートでは超ギークな人なので、そのあたりがなんとなく伝わったのかもしれないけど。
ちなみに、昨日と同じくプロレスの例で言うと新日本プロレスの新間氏は、プロレスラーとの精神的な壁を取り払うために、レスラーと一緒にスクワットなどをこなしていたそうだ。
というわけでこの2連続のエントリで皆さんにお知らせしたかったことは、俺はプロレスが好きだということだ。