最強のコラボレ-ションツール

 最近、強く思うのだが、いろんなバックグラウンドの人と議論をする場合に、情報をもっとも効率よく価値のある形で共有できるツールは、マインドマップでもエクセルでもMECEでもWBSでもDSMでもなく「インデント付き箇条書き」だと思う。 自分自身で閉じた場合の情報の整理は、最近、クラス図、状態遷移図、表でほとんど済ます事が多い。これは整理しやすいと言うよりはこのような形に落としたら後が解析がしやすいからだ。(順に、述語論理、オートマトン集合論、という強力な解析ツールが控えているので)。ただ、いろんな人と話すときはとにかく互いが理解できる表現だと話にならない。実際に驚くことにというか残念ながらというか、システムを作る会社の割にはクラス図に代表されるUMLで理解してもらえるのは単純なアクティビティ図(つまりフローチャートぐらいだ。後はUMLで書くなんてのび太のくせに生意気な!と言う感じである。で、結局だれでもわかってもらう表現を突き詰めると箇条書きぐらいしかないよなと思うのが今日この頃。そういう意味でパワポは偉大だ。