「ムーアの法則」の限界、2014年に

「ムーアの法則」の限界、2014年に

半導体に集積されるトランジスタの数は18〜24カ月ごとに倍増する」というムーアの法則が、2014年に限界を迎えると調査会社iSuppliが伝えている。

 iSuppliによると、今後半導体回路の微細化が進み、回路幅が18ナノ〜20ナノメートルを下回るようになると、半導体プロセス技術が使用限界を迎える。このレベルでは半導体製造装置が非常に高額になり、量産による価格の引き下げができなくなるという。つまり製造コストが非常に高くなり、生涯生産性の点で正当化できなくなると同社は指摘している。

へー、いずれ来ると思っていたが、まさか石油が枯渇するより前に来るとは。