SPEEDなのに追い越さない

 最近再結成したSPEEDをよく見る。自分の年代の人は大学から社会人になりたてのころ彼女らの全盛期がという世代になると思う。自分もほとんどの彼女らの音楽は聴いているし、White Loveは名曲だと思う。で、やはりそのWhite Loveを昨日も歌っていた。やはりいいです。
 さて、その彼女らSPEEDだが、当時の俺らの年に皆さん成長した。当時(大学生のころ)の俺が、今の上原多香子さんをみたら緊張していたであろう。が、今、彼女らを見ていると彼女らは綺麗ではあるが子供だ。自分より10年以上若く見える。
 このことは、当たり前のようで結構不思議な話だ。自分は確かに大学から10年以上人生を過ごした。しかし、なぜ、相手の見た目に対する印象も10年分成長するのだろうか?実際、たとえば、大学一年のころ話すのも怖かったアイスホッケー部の4年の先輩も今はなんてことなく話せるし、そもそも今思えばなぜおれは22そこらの学生をあそこまで怖がっていたのだろうか?また、中学のころから知り合いだった女性は、当時と今では見た目は全然変わっているはずなのになぜ、当時も今も同じような感じで「同い年のきれいな人」だと感じることができるんだろうか?3つの例は同じ説明では説明つかない例ではあるが、これら「相手の見た目に対する印象が、年相応に変わるのはなぜか?」って生物学的か心理学的に説明がつくんだろうか?
 とはいえ、今のSPEEDはどこに行ってもWhite Loveしか歌わせてもらえないという意味でたった一曲で冬の一発屋としてTUBEの向こうを張ることができる逸材になりつつある。