二種類のできない理由

いろいろ仕事をしていると、できない理由を言ったり言われたりする。自分のことは棚にあげて言われた時に感じることを。

できない理由を言われた場合、なるほどと思う場合と違和感というかぶっちゃけていうとカチンと来る場合がある。何が違うのかなと考えると、理由の説明が演繹的か帰納的かの差もしくは全称的か存在的かの差かなということが思いつく。なるほどという理由は、論理的に「できる理由がない」ことを説明しようとしている。が、違和感がある理由は、できないやり方の一つを説明しているに過ぎない。こういう場合、突っ込むと大概、別のできないやり方を追加してくるだけで、一向に納得が行かない。できない場合はできないのだから仕方がないのだが、理由の説明については考えたほうがいいんだなと思った次第。