デジタル時代の戦略を考えるためのフレームワーク

デジタル時代の戦略を考えるためのフレームワーク

デジタル時代の戦略を考えるためのフレームワークの軸は需要側/供給側の軸と破壊的変化/控えめな変化の二つである
具体的に言うと、下記のように整理できる

  • 控えめな変化
    • 需給ギャップを解消
      • 新しい要求にこたえる、無駄なものを取り除く、テイラリングする、適切な価格設定、簡単でその場で提供
      • 旧来の新聞のネット上での記事切り売りがこれに相当する
    • 新しいマーケットの創造
      • マッチング、交換、標準化、検証などを行うビジネスがデジタライゼーションの世界で新しいマーケットとなる
      • Uberが相当する
    • 無制限な供給
      • 利便性を高め、新しい供給者を取り入れ、十分な収容能力を提供する
      • YoutubeAirbnbが相当する
  • 破壊的な変化
    • 価値の新しい位置づけ
      • 自動化し、仮想化し、中抜きし、ビジネスを正確に把握/予測することにより、供給側のコスト構造を変える
    • 考えられないようなスケール拡大
      • ビジネスの仕組みを完全に変えてしまう。説明可能にする、予測する、計測するというデジタライゼーションの本質を使う。
      • Googleが例である
    • 全く新しいビジネスモデル
      • 情報により製品の価値を高め、ソーシャルに対応し、製品ではなくサービスとして提供する
      • Nikeが相当する

意外に的を得ていて、デジタライゼーションについて考える際によい見通しをつけてくれそうだ。

www.mckinsey.com