2017-05-14 デジタル時代の戦略を考えるためのフレームワーク McKinsey Insights tech デジタル時代の戦略を考えるためのフレームワーク デジタル時代の戦略を考えるためのフレームワークの軸は需要側/供給側の軸と破壊的変化/控えめな変化の二つである 具体的に言うと、下記のように整理できる 控えめな変化 需給ギャップを解消 新しい要求にこたえる、無駄なものを取り除く、テイラリングする、適切な価格設定、簡単でその場で提供 旧来の新聞のネット上での記事切り売りがこれに相当する 新しいマーケットの創造 マッチング、交換、標準化、検証などを行うビジネスがデジタライゼーションの世界で新しいマーケットとなる Uberが相当する 無制限な供給 利便性を高め、新しい供給者を取り入れ、十分な収容能力を提供する Youtube、Airbnbが相当する 破壊的な変化 価値の新しい位置づけ 自動化し、仮想化し、中抜きし、ビジネスを正確に把握/予測することにより、供給側のコスト構造を変える 考えられないようなスケール拡大 ビジネスの仕組みを完全に変えてしまう。説明可能にする、予測する、計測するというデジタライゼーションの本質を使う。 Googleが例である 全く新しいビジネスモデル 情報により製品の価値を高め、ソーシャルに対応し、製品ではなくサービスとして提供する Nikeが相当する 意外に的を得ていて、デジタライゼーションについて考える際によい見通しをつけてくれそうだ。www.mckinsey.com