マイクロサービスの最難関、どうするDB分割?

マイクロサービスの最難関、どうするDB分割?

従来型システムに比べたマイクロサービスのメリットは明らかだ。現在主流のWebアプリは、プレゼンテーションと業務ロジック、データアクセスの3レイヤーを一体で開発するのが一般的。こうしたモノリス(一枚岩、Monolith)型に密結合で組み上げた結果、ビジネス要件の変化に即応しにくい弊害が目立ってきた。各機能の独立性が高いマイクロサービスであれば、ある機能を変更する影響が他に及ぶのを最小限に抑えられる。

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RDBMSではなく、NoSQLなどを活用するのはクラウドネイティブアプリの開発では常識。これに加えてマイクロサービスでは、キャッシュやメッセージキューイング技術などを駆使した、疎結合なデータ連携も求められる。AWSAmazon Web Services)の「AWS Lambda」や米マイクロソフトの「Azure Functions」といったイベント駆動型コード実行サービスも、データ連携のトリガーとして出番がありそうだ。

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