ToBeを可視化できるのは誰か?

 ToBeって言葉が大嫌いだ。なんだよそれ。それがわからないからToBeなんでしょうが。AsIsと同じぐらい嫌いな言葉だ。そうしかとらえられないからAsIsなんでしょうが。可視化の次ぐらいに嫌いな言葉だ。可視化って可視化しているように見えない限り可視化しなくてはならないからいつまでも可視化できないよ。総じて、少しはヴィトゲンシュタインの本ぐらい読んでからこれらの言葉を使えっての。この手の言葉はその言葉を出せば受け流してくれる人の前でしか使わない。 まあ、そうはいっても便利な言葉ではある。
 で、ToBeを可視化をできるもっとも有能な人は誰か?それは占い師であると断言したい。占い師って江原を筆頭にうさんくさい人たちの総称だ。全く論理的根拠がないにもかかわらず人を納得させていることだけは事実だ。人はなぜ論理的根拠もないのに納得するのか?それは、とにかく彼らの言っていることは、人の何となく思っていることを見事に文章として表現しているからだと思う。つまりVerificationはないが、Validationにおいて特異な才能を発揮できる人たちなんだと思う。これが必要なのは要求分析者だ。つまり、ToBeを可視化することが業務の人。こういう人は絶対に占い師のノウハウを学ぶべきだ。それをプロセス化して、効率的に実現するためにツール化すれば、売れると思う。まあ守護霊をどうやってEclipseで実装するかはなぞではあるが。