"Excel レガシー"

"Excel レガシー"という言葉をお聞きになったことはありますか?
代表的なオフィス・アプリケーションとして、現在Excelはビジネスの様々なシーンで利用されています。その使い勝手の良さから、エンドユーザーによる非定型業務の処理に使われ、マクロと呼ばれる自動実行プログラムの作成も簡単に行えるなどの特長から、集計業務などの生産性の向上に役立てられています。
コモディティー化しているExcelの利用方法
表計算ソフト」:表を作成して計算やグラフを作成
「紙の代わり」:ワークシートを方眼紙として利用し、書類を作成
「簡易DB」:データを蓄積し、簡易データベースとして利用
「業務アプリ」:マクロ(VBA)を利用した業務アプリケーション

確かにうちの会社でも多くの仕様書やデータベース、業務アプリがエクセルであり、その後継のWebアプリは無念に近い残念なものが多い。エクセルは確かに個々が利用するのにあまりに便利なソフトなので、いくらAjaxが普及してもWebアプリはその便利さには勝てないと思う。だが、エクセルの元々の設計思想であるスタンドアロン型アプリケーションというのが限界に来ているようで、散在する".xls"ファイルは、特に今後の会社全体でのIT統制を考慮すると問題になるというのは確かだ。 IBMがそのソリューションを出しているそうな。それがこのPluxisだそうだ。目の付け所がシャープだね−。