イラクの次は火星で特需?新宇宙戦略にハリバートンの影

イラクの次は火星で特需?新宇宙戦略にハリバートンの影
「月面基地から火星目指す」 米大統領が新宇宙戦略
その影でハブル宇宙望遠鏡が引退→海へ突き落とされる

さて、最近アメリカで宇宙がアツイ。日本やEUが宇宙事業でコケているあいだにアメリカが火星に探査船を見事に落としたからであろう。 今後
10年までに国際宇宙ステーション(ISS)を完成させ、シャトルは引退。ISSで宇宙飛行の健康影響などを研究。
 新ロケット・宇宙船は08年までに試験飛行。14年までに有人飛行。地球軌道外への飛行が主目的だが、シャトル引退後のISS輸送も担う。
 月探査は、遅くとも08年から複数の無人機を打ち上げ、15〓20年に有人機を月面着陸。長期滞在可能な月面基地の建設。

だそうだ。
イラク戦争で石油産業を潤し、月計画で宇宙産業を潤す。涙ぐましいばかりの地元利益誘導型(テキサス、ヒューストン)の政治だ。 日本の政治家もドメスティックな道路ばっか作らずに、これぐらいグローバル、いやユニバーサルな視野で利益誘導をして欲しいものだ。
しかし、このサイトのヒューストン特派員である兄は批判的だ。 実際、ヒューストンは貧富の差が激しくなり、治安がこの2年でどんどん悪くなっているようである。
過去、アポロで初めて月に人類が降り立ったとき、何十万のアメリカ兵がベトナムにいたそうだ。 彼らは月にばかり目がいっているアメリカ本土の人にどんな思いを抱いていただろうか。今も月だ、火星だと言っている場合なのか考えものだ。