京都のおじさん

 昨日,京都の綾部に住む親戚のおじさんが亡くなった.
 綾部は小さい町だ.葬儀が行われる場所の丘に建つホテルの名前を挙げれば,確実にどこの家の話だかわかるだろう.
 おじさんは,私の知っている限り,ずっーと農家を普通にきりもりしていた.何十年間のひとコマと同様,一昨日も,普通に農作業を終え,夕食をたべ少し横になった.その時,そのまま亡くなっていたそうだ.80をとうに超えている,ある意味なんと安らかな亡くなり方だろうか.
 近年,例外を補足できなかったり,さらには自分でthorwして,途中終了していく人が多い.一方,もう終わりでいいじゃんっていうのにアスペクト指向だなんて称し,処理が終わらなくなるようにぐちゃぐちゃにして悦に入らなくてはならない人もいると聞く.

けど,おじさんの人生は,確実に実行され,そしてきれいに正常終了した. プログラムも人生もシンプルが一番ってことかもしれない.っていうかそうだ.

 私はそのおじさんをよく知っていたので,最低でも早いうちにお参りに行きたいと思っている.