Excel作者、宇宙へ

チャールズ・シモニーが5人目の宇宙旅行者に

 米国の宇宙旅行会社スペースアドベンチャーズ社は26日、米国のプログラマー、チャールズ・シモニー氏(58)が5人目の宇宙観光客として来年3月、国際宇宙ステーション(ISS)を訪れると発表した。

突出した才能があればプログラマーがお金になるのがアメリカということか。この前宇宙旅行者になりそこなってしまった投資家のようないわゆるな虚業と呼ばれてしまう人*1でなくともこれだけのお金は稼げる。この業界の端くれにいる自分にとっては結構うれしい話。

ところで、チャールズ・シモニー

ハンガリーにコンピュータが数台しかなかった高校生当時、父親の計らいでコンピュータ技師の手伝いをする機会に恵まれた。彼は1966年に高校を卒業するまでに自分のコンパイラを完成させていた。その経験をもとにコペンハーゲンで職に就き、1968年にデンマークを後にする。1972年にアメリカ合衆国にあるカリフォルニア大学バークレー校で理学士号を取得し、1977年にはスタンフォード大学で博士号を取得する。彼はいくつかの職場とパロアルト研究所を経た後に、1981年よりマイクロソフト社に籍をおく。彼はマイクロソフト社でMicrosoft ExcelMicrosoft Wordを生み出した。

ハンガリアン記法作ったのってこの人だったのか。
自分も、小学時代にパックマンもどきのプログラムを、大学の頃に 他人が持っていたWindowsがうらやましくてMS-DOS上でスクラッチマインスイーパを作ったことがある*2。しかし、高校でコンパイラ作ってしまう人の才能と比較すると、今の自分は、給料をもらいすぎぐらいかもしれないけどね。

*1:投資家だって決して額に汗してないわけではないだろうから虚業と呼ぶのは失礼だと思うが

*2:昔はプログラムを作る契機はいつも「自分のプラットフォームでは出てないから」。FM-7ユーザだったので異常にそういう体験が多かった。