the Ducks could win the Cup at home on Wednesday

もうDucksで決まりだろう。Senetorsの攻撃陣がギャンブル的に爆発していない以上だめっしょ。
やっぱ、プロンガー、ニーダーマイヤー、ジゲールの守備陣がいいんでしょうな。
プロンガー。18年前に日本に来て、俺がバイトしていたホッケーショップにやってきた時はひょろっとした兄ちゃんだったが、今はNHL最強のDFだな。あの時、うちの店に置いてあったスティックを何本か勝手に持って行ったことは、俺が許そう


↑プロンガーがこの前1試合出場停止を食らったチェック。エルボで行くことを初めから狙っている。まあ、三沢じゃないから、相手も死なないんだろうけどね。結構ひどい奴ではあるが、NHLの歴史を紐解くとこんなもんじゃない

 ちなみに、プロンガーはいわゆるディフェンシブフォワードに分類されて、かつポイントを稼ぐタイプのDF.どういうのかというと、必要条件として異常に氷に乗っている時間、つまりATOIが長い(30分前後)。パワープレーでは絶対出る。で、基本は、ブルーライン上に立っていて、そっから低いシュートを打って、そのリバウンドをゴール前のスタンドマンタイプ(典型的には、ライアン・スミス、ジョン・レクレア、トッド・ベルージ、ブレンダン・シャナハン、ゲーリーロバーツとか)に叩かせてアシストを稼ぐタイプ、具体的には、彼とか、スコット・スティーブンス、アル・マキニス、ラリー・マーフィー、ニコラス・リドストロム、セルゲイ・ゴンチャル、セルゲイ・ズボフ、ディノ・チャラ、ロブ・ブレイクとか。キャプテンシーを持っている人が多く、実際若くてもキャプテンになる場合が多い。
 一方、オフェンシブディフェンスというのは、基本的にディフェンシブゾーンからニュートラルで持ちすぎてからフォワードにパス、もしくは、攻撃時にチャンスとあらばシュートゾーンに入ってきて、数的優位を作り、自分でシュートすることをするタイプ。だいたい、異常なぐらいスケートが上手いが、体は小さめ。典型的には、なんといってもポール・コフィ&フィル・ハウズリー、他にはスコット・ニーダマイヤー、ブライアン・リーチ、ブライアン・ラファエルスキー、マシュー・シュナイダー、ダン・ボイル、、ブライアン・マッケイブ、。結構無茶もするわけだから、マイペースな人が多い。だからかAにはなってもキャプテンにはならない人が多い(とはいっても、ブライアン・リーチ、スコットニーダーマイヤー、フィル・ハウズリーはキャプテンになったことがある。しかし、なんかキャプテンシーを感じさせないし、弱いチームのキャプテンであることが多い。今回のニーダマイヤーはかなり例外と思う。スコット・スティーブンスの背中からキャプテンシーとは何かを学んだんだろう)最近はこういうDFはあまり好まれないようだ。見ててちょっと怖いしね。ニュートラルトラップも影響しているのかもしれない。
なお、レイ・ボークはすべてを超越した人なのでちょっとおいとく。