三連休一日目はコーディングとスケーティングの日

今日はコーディングとスケーティングの日。明日は仕事に関係するほにゃららをする日。あさっては、論文を書く日。本当にこんな3連休をすごしたら、人生で最大に有意義かつ計画を守った三連休となるだろう。サラ金に手を出さないのが奇跡なぐらい、八丁堀界隈でもっとも意志が弱く無計画だと評判の俺としては、ものすごくありえそうもない。早くも不安だ。

Europa

最近、Eclipseを更新したのだが、最初の画面でEuropaと出てくる。ふむOSの環境設定から勝手に地域のバージョンを設定するのかと思い(そうはいってもヨーロッパ用のEclipseってなんだろ、EULA対応とかか)、これがJapanとかAsiaにならないので、気持ち悪かった。そもそもそういうものだとしたらEuropeになるはずというのを忘れていた。というのも、新しいマシン(Dell XPS M1330)のOSを再インストールしたときに、Vistaがどうやっても、キーボードをUS 102?キーにしか認識してくれなく、自分でJapan 106のドライバを無理やり読み込ませた先週のダメージが思い出されたからだ。だから、どうせまたVistaが変なワルサをしているのかなと思って、何回もElcipseを種類を変えてみたりしてみたけど同じ。 結論的にいうとEuropaってコードネームなのね。教えてくれてありがとう。偉い人。

フィールド宣言

IT系雑誌やWebサイトに出てくるコードサンプルとか見ると、最近フィールド宣言をクラスの最後に記述するスタイルをとっている人が増えてきた気がする。あれは、オブジェクトへのアクセスはすべてメソッドを介して実施されるべきであるから、フィールド宣言はクラスの定義おいてメソッドを構築するための補助的なものであるはずで、最初に来るのはどうよという意思表示なのかな。けど、やはり、他人のコードを解釈するときはフィールド宣言を先に書いてくれないと、クラスの意味構造というかドメインモデルの一種というべきかクラスがどのような対象を扱おうとしているのかが直感的にわかりづらく、結局メソッドの中を読んでも良くわからんのでやめてほしいスタイルだと思う。 フィールド宣言を下に持ってくるのは、それ以上に特殊な意味があるのだろうかね。

作らずになんとかする使えるものを探すの巻

 今作っているソフトは、まあいろいろごった煮な方式を求められるもので、あるものはあまり作りたくない。ログとか設定まわりとかAPサーバはまあ、Jakarta系を使えばいいが、ほかはどうしようか。UIはマスカットAjax版、スタンドアロン版は、SwingとSWTの二つを用意しようと思っている。 力尽きなければついでにEclipse Plug-in版も作りたいところ。認証系はOpenIDか同じといえばそうだがLivedoor AuthAPIを使おうと思っている。通信系をどうしようかねえ。P2Pで複数のクライアント間のデータの同期を取るようなゆるい簡単な仕組みを提供してくれるミドルがほしいのだが、今考えているのは、GtalkのAPI(あるのか?)かlingrか。後はAI系の汎用アルゴリズムのミドル実装。これはぜんぜんない。困った。今は、自分の作らざる得ないところに集中しているが、もうそろそろ方式設計の具体化に入ってもいいかもなあ。今方式設計って、コピーの裏紙に書いたアーキテクチャ図だけなんだよね。大丈夫かいな。っていうか、一人でやると工程もクソもないな。あと、さらに力が尽きなければ、C#への移植もしてみたい。そのためにVisualStudio2005C# Expressを入れてみたが、本を買ったらその時点で満足する俺としては、まあやんないだろう。

Ping Me

いいですこれ。家のサイトのホームページにしています(遅いのが問題だが)。 ブラウザを開くたびにやるべきことをたくさん示されてウゲーとなります。

スケートへ

明治神宮スケート場で2時間ほどみっちり滑る。新しいスケートは本当に履き心地が良い。二回の滑走でもう足に馴染んできた。気持ちよく滑れる。早くホッケーしたいねえ。

↑ 人が少なかったので相当ギチギチ滑れた。

サッカーを見る

 明治神宮スケート場を六時過ぎに出たら、目の前の国立競技場でJ1の試合が始まろうとしていた。なんか昨日飲んだ人は熱狂的なサッカーファンが多くいたので、いったいどんなもんやろと見ることにした。入ってようやくわかったが横浜FCFC東京の試合。カズ以外、選手はおろかルールもサポータ流儀も何もかも知らない超アウェイな気分で観戦。野球もそうだが、やはり屋外で芝生があってたくさんの人がいて、その人たちが応援していてっていう雰囲気はやっぱいい。


今日の試合の一スナップ。今結果を見たら、アウェイのFC東京が勝ったみたい。あとカズはやっぱオーラでまくり。

 そうは言ってもゲームを特にみたいわけでもない。それじゃあもったいないから、サッカーはどのような観点で見れば面白いのだろうかをずっと考えながら見ていた。ちょっとわかった気がする。サッカーは基本的に「チーム対抗の場の取り合い戦略ゲーム」の様相が強い。動的な碁といってもいいだろう。なにがいいたいかというと、たとえばアイスホッケーとかバスケットボールは、基本的にボールやパックのキャリアとキャリアの意図や動きにのみ注意していれば良い。ほかの選手はキャリアの意図にかなり従属したプレーをする。なぜなら、トップレベルなら、かなりキャリアのパスやパックハンドリング、シュートの意図が実際のプレイ結果になるからだ。だから、プレーは直線的でわかりやすい。戦術も基本はキャリア中心指向なのだ。


↑伝説の'87のカナダカップ最終戦。最後はグレツキー ⇒ レミューの伝説のプレイで勝利したあれだが、正直すごいのはUSSRの完璧なパックコントロール

 一方、サッカーは、個々のパスやドリブルの精度がホッケーやバスケと比較すると悪く、あまりキャリア自身の意図通りの結果になっていると思えるプレーが非常に低い。たとえば、キーパがなんか相手陣内にゴールを蹴っ飛ばす時に、どの選手がどのような動きをするからどのあたりに蹴って、それがどのようにほかのプレイヤにつながって。。とかを考えたとしても、そうなっているとは全然思えない。かなり偶然で攻め側が決まっているように見える。だから、重要なのは、なんかボールが蹴られたり誰かが持っていたりする時、確率的に攻め側になりやすいプレイヤのポジショニングを維持し続けれるかどうかなのだ。たぶん。サッカーは、ある局面においてプレイヤ達ががどのような配置を取っていることにより、攻める側になれる期待値が高くなるかを競い合う「選手ポジショニングゲーム」なのだ。あれは球技でない。個々のパスやドリブルはそのゲームの局面を変える触媒になるだけだ。もちろん、このことは中盤で言える話で、ゴール前とかFKとかは別なんだろうけど。
 だから、まだ俺にはその選手ポジショニングゲームにおける基礎戦術がわかってないので、サッカーの本当の面白さがわからないことがわかった。面白いのはテレビで見る華麗なゴール集ぐらいで、試合を通して見るのはきつい。で、前半で帰ってきました。サッカーは、相当高度に考えられた戦術とそれを守れる組織プレーができるプレイヤがそろっている競技なんだなあと思って、ちょっと見直しました。