ググって理解するblogの興隆

blogとgoogleの相性は悪い。なぜかというとblogはまったく話題の違う複数エントリが同じページに記述されることになる。よって、ページに対する全文検索が基本のgoogleの場合、なんら関係性のないと思われる組み合わせの単語で検索すると、その意外な関係性に関して説明されるページがヒットするのでなく、単に別エントリにそれらの単語が存在するページをヒットさせてしまうからである。
 たとえば、3年ほど前にgoogleで1件しか検索されない単語群を探すという遊びがはやったが、その当時「LDAP ジャイアント馬場」で1件しかヒットしなかったのを覚えている。しかし、いまやって見たら51件になっていた。ほとんどは、関係ないエントリにLDAPジャイアント馬場という単語が入っているblog。これを見るとblogという形式のサイトがいかに多くなっているかわかるというものだ。
 #逆に言えば、関係性の薄い概念の両方に興味がある人が、どれぐらいいるのかというのを調べることができるともいえる。LDAPジャイアント馬場に興味がある人は、自分ばかりではないということだ。

入門LDAP/OpenLDAPディレクトリサービス導入・運用ガイド

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