「情報系学会の研究会はもはや勉強会に負けている可能性が高い」か?

情報系学会の研究会はもはや勉強会に負けている可能性が高い
確かにそう思う部分は非常に多い。参加者の裾野の広さ、参加しやすさ、そして参加者の熱意が全く違う気がする。ただ、情報系学会の某研究会の末席にいるものとしては、いろんな勉強会などでやっている内容はどうも表層的でHowToのレベルを出ていないものが多いと思う。最近、コンピュータ・サイエンスの基礎となる数学や分析哲学が非常に好きで暇があるとその手の本(入門書だが)を読んでいるのだが、これらの本を読んでいた時の何かがつながったときの快感は、ライブラリやミドルウェアの方言を必死こいて勉強しているよりは上じゃないかと思う。もちろん研究会でもなんじゃこりゃ、意味ねーってのはあるが、コンピュータ・サイエンスの基礎を知っている人が一枚かんでいるのといないのとでは、やはり話の納得性が違うと思うわけさ。

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