富岡よし子さんとそのビュー

 VERYで活躍していたモデルである富岡よし子さん。この8月、40歳になったのを気にVERYを卒業し、STORYに入学した模様だ。みたらわかるが、VERY8月号の富岡さんはこの人本当に40かよっていうぐらい美しいが、STORY8月号の富岡さんはやっぱり40って年は隠せないよなあという感じに仕上がっている。
 なぜか。
 たぶん読者にあわせているのでしょう。つまり、その雑誌の読者層を代表させるペルソナは40歳の富岡さんをどうみると想定できるか?です
 VERYは30代向けつまり平均35歳ぐらいの人が読んでいる。「まあ、40になってもこんなにきれいでいられるんだわ」という希望のアイコンとしての観点で彼女を2次元に写像している。一方STORYは40代向けつまり平均45歳ぐらいの人が読んでいる。「あら、40っといっても私と対して変わらないじゃない、まだ私も若いわね」という希望のアイコンとしての観点で彼女を2次元に写像している。
 以上、モデルは観点によってビューを変えて記述出来るようにすべきであるというソフトウェアファクトリ、主にDSLの作成の留意点として当たり前の結論が彼女から導出されるのであった。

富岡よし子さん。とはいっても8歳の子供がいるとは思えない美しさ。

ペルソナ戦略―マーケティング、製品開発、デザインを顧客志向にする

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