神戸空港がよくわからんことを言っている

　ところが、中央リニアの開通で神戸−羽田便が廃止に追い込まれた場合は、旅客数が激減すると予測。最大でも２１年度の７割強の１６２万人、悲観的な予測では１３７万人に落ち込むとしている。

本当に需要予測のドキュメントにこのような趣旨のことが書いてあったとは思えないのだが、中央リニアが開通して(なにもしないと)「旅客数が激減するから神戸−羽田便が廃止に追い込まれる」んだろう。因果関係が逆だ。そのように書くことによって、中央リニア開通が悪であるような、そして、それに対して何もすることが当然できないような印象を与えるのが目的か。吉野家の社長が、「松屋が値下げするとおれたちは牛丼を売ることができなくなる。そうなると客が減る。どうしよう。」と言っているに近いこの発言、なんなんだろうか。