マンションのエレベータで

私の住んでいる日本橋のマンションは、まあ10F以上は中流上ぐらいの人がすんでいるところである。(わたしは3F)
このマンションの11Fに住んでいるらしい夫婦に、その親やらお姉さんやらが来たらしく、私がエレベータに乗ろうと思ったら、みんなは乗れない状態。

というわけで、派手な女性陣とお寿司とピザだけを先にのせてエレベータは上っていった。
そして残された男三人。一人は理系サラリーマン然とした夫、もうひとりは、田舎から出てきた風の実直としたそのお父さん、そして私。
エレベータのランプが1から2に変わった瞬間
夫らしき人が、お父さんに
さっきも何回も念を押したと思うけど、絶対にあの三人が喧嘩したら、割って入ってはだめ。無駄だから、そういうような勝手なことをしてはだめ。大体、今日は僕がわざわざお父さんを田舎から、呼ばしてもらったという立場なんだから、失礼なことはできないでしょ。いやならここで帰って。3人が怒って誰かが出て行ったとしても知らないふりしなよ」とかさんざん説教され、「わかった」うなだれていた。
背景コンテキストがわからないのだが、なんなんだこの弱腰&わけのわからない警告は。失礼なのは毎回喧嘩ばかりする3人だろって。お父さん、多分嫌だったろうに、呼んでやったという恩(それも自分の息子の家)と針のむしろを同時にゲッツ! 最悪じゃないか。多少のデジャブ感にクラクラきたが、いったいこの夫婦は大丈夫なのか。



そして寿司は全部たべれたのか、ちょっと多かったぞあれは。