The father of Java, James Gosling

Javaの父、James Goslingのブログ。


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Of course, the interesting thing here is not the pictures of me, or the
demonstration of the toll the years have taken on my hairline.

(ゴスリン: 15歳→48歳:つーか、14、5歳でプログラム作って小金を稼いでいるところもすごい。)

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I find it amazing that the hot machine on the left has less horsepower
than the cheap piece of disposable plastic on the right.

(コンピュータ:  32年で2^14倍の性能up: 昔のでかいコンピュータより、Javaチップのほうが全然よい性能)

なかなか、ゴスリン、ボケどころを抑えているな。

この日の話は、上記のように、コンピュータの進歩の速さについて言及している。いわゆるムーアの法則っていう奴だ。

ムーアの法則って、結構当たり前に感じていた。しかし、ブロッグで書いてあるように、これはつまり、NP問題はpolynomial
timeで解けるという事を意味している。
ものすごい単純な例で言うと、行うべき処理数が時系列で指数関数的に増加しても、時系列で指数関数的に処理性能が上がるので、結局、処理は、処理数に対して多項式時間で解けるって算段である。

なるほど。 しかし、そんないっつもマシンを買い換えれねーよとか、プログラム実行時にオンラインでマシンの入れ替えは出来ないつーのという問題もある。ただ、グリッドコンピューティングなどを考えると、世間一般のマシン性能がムーアの法則で上昇していると仮定すれば、グリッドで利用できるCPUリソースは、時系列に対して指数関数的に性能が上がっているはずだ。つまり、グリッドでは、「NP問題はpolynomial
timeで解ける」は、あながち嘘とは言えなくなる。

もちろん、ムーアの法則はもうだめポとかっていうワナもある。

他にもいろいろ問題あるが、
たとえば、暗号とか
は、とりあえず鍵長を長くしとけばOKぐらいに思っていたが、長い目で考えると、そんな甘くはないし、長い目での暗号/署名の保証に必要な技術ネタはある。(と思う)