おわった

発表が終わった。 こんな緊張したの久しぶりだったな。 質問は意味はなんとかわかったが答えがぜんぜん英語で思い浮かばなかったので、ニコニコしてSure!Sure!。バカか俺は。 もしくはアホか。 ニコニコ選手権日本代表かっての。

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前の人が大統領になったほうがよいのではないかというGreat Presentatorだったので、(なかみはべつとして)余計に鬱。


ICWSでの感想。
・ アカデミックにおけるWeb Servicesの関心は、形式的表現によるサービスの選択、合成。
使う形式化は、オートマトンペトリネット、述語論理(OWL-Sとか)、プロセス代数。特にRDFは大流行。 自分も同じようなことをしてて、言うのもなんだが、こういうのって実際のサービスの複雑性を表現できないことをみんなFutureWorkにあげているが、永遠にFutureWorkではないのか。不安だ。


・ 彼らに、そういう難しい理論に現実の仕様をどのように簡単に落とすようにするかという観点はなさそう。 まあ、まずは理論の完成が先ということか。

・ 評価なし、アーキテクチャ言いっぱなしジャーマンの論文も多し。

・誰か、なんでRDFを使うべきなのか、なぜRDFによって"意味"を定義できるとうれしいのか教えてくれ。みんなRDFを使うのは当然と言わんばかりのサンディエゴの夏。

・ 選択、合成には2派閥。 完全な形式化は無理だから、ユーザを支援する技術としての合成や選択。もしくは完全な形式化を目指すために厳密に形式化しまくるタイプ。

・ 少なくともこのカンファレンスでの関心ごととして、Webサービスが開発の効率性や信頼性をあげる(かも)という観点での研究、つまりソフトウァア工学的な観点はまったくなかった。 もちろん、そういう利点をあげている発表もあるのだが、それらの発表は、ガートナの資料ごとくなんの説得性もなく、突然言及する。 彼らの関心はこの観点での模索や評価にはないらしい。

とりあえず、疲れました。 あとはメキシコ料理か。