セマンティクスの抽象化

書きなぐりメモ

なぜ,Webサービスは「実行時バインディング疎結合」なのか. ポイントは2点.「インタフェースの形式的表現」+「すげえ抽象化(ようは入出力の型だけしかきめてない)」.
特に後者が重要ではないか.つまり,なんで疎結合でいられるかって,単に「大して何も決めてないから」でないか. サービス合成のために,インタフェースに,その機能を表すごてごてした形式的なセマンティクスをつけるということは,要は具体化であり,疎結合からは離れる. 仮に,事前・事後条件とかでインタフェースに内部ロジックと等価なセマンティクスをつけれたら,全然内部ロジックを隠蔽していないし,それは,疎結合であり得ないから,多分間違った方向.

適度な抽象化を維持しつつ,合成するに充分なセマンティクスの形式化というところの落としどころかなにかに,何かおもしろいところはないかなあ.