aとthe

私がいうのは100兆年早いのは承知だが,英文でaとtheの使い分けの原則.

「冠詞をつけようとしている名詞が,コンテキストにおいて,文書中で出てくる時点でnewされて出てくる場面では,a,すでに存在しているインスタンスの参照として出てくる場合はthe」としてみた.(勝手に)
こんなんでも,コーディングする人間だと,なんとなく,納得感のあるつけ方ができてしまうから不思議だ.たとえば,地球がthe earthなのは,「地球はstaticに存在しているから,newしないため」とか.

とはいってもポイントは,「コンテキスト」の捕らえ方であるので依然難しいという噂もある.
ここで,コンテキストはプログラムで言うとスコープのイメージか. たとえば,文章のみをスコープとするか,文章を見る人の持っている知識もスコープとするかによって,上記の原則の適応結果はずいぶん違う.

例を挙げると, メールとかの場合,文書中でははじめての概念の名詞でも,メールを出す相手は,すでに知っており,それを参照していた名詞であると考えられる場合はtheとかになるんだと思う. ただ,個人的には,theをつけるってのは,その名詞がインスタンス化しているってことは当然知っているよねというニュアンスを読み手に与えている気がするので,安易につけないようにしている. たとえば,日本の人の好きな「一検討」の「A study」とかは,もし「The study」だったら,「お前らが知っている俺様の検討」という意味だと思われるのではないか.結果,「てめーの方法なんぞ知らねーよ,あほ」となる気がするぞ.

って,まあ,俺が勝手に決めた原則だが,全世界の英語ネイティブが,どう思うかは知らん.