The 49th Grammy Awards
なんか今日グラミー賞開催されたらしい。候補一覧とウィナー(現時点では一部)はこちら。 グラミー賞それ自体が大きなイベント(ポリスが時限復活ライブをしたり、ゴアがプレゼンテイターになったり)というわけで、グラミー賞のサイトはイベントとしての情報が強く出てしまっており、結局だれが候補者で誰が勝ったのか、全然わからない。というわけで、この記事を引用しつつ、整理して主な結果をまとめておきました。
- Record of the Year:'Not Ready To Make Nice' - Dixie Chicks
- Album of the Year:'Taking the Long Way' - Dixie Chicks
- Song of the Year:'Not Ready To Make Nice' - Dixie Chicks
- Best New Artist:Carrie Underwood
- Best Female Pop Vocal Performance:'Ain't No Other Man' - Christina Aguilera
- Best Male Pop Vocal Performance:'Waiting on the World To Change' - John Mayer
- Best Pop Vocal Album:'Continuum' - John Mayer
- Best Rock Album:'Stadium Arcadium' - Red Hot Chili Peppers
- Best R&B Album:'The Breakthrough' - Mary J. Blige
- Best Rap Album:'Release Therapy' - Ludacris
↑ Dixie Chicks
というわけで、Dixie Chicksというバンドのひとり勝ちですね。彼女らの存在すら初めて知りましたが、彼女ら(3人の女性グループ)はカントリー系で、その割には、イラク戦争などを題材にブッシュを批判して、おそらくカントリーを聞くメインの層である保守系の人たちに対して、いろいろ物議をかもしたグループだそうです。このようなグループに賞を総取りさせるわけですから、グラミー賞ってのは、結構反骨なポリシーを持った賞なんでしょう(ゴアがプレゼンテータになっているぐらいだし)。 個人的には、むかーし、良く聞いていたレッチリが"Best Rock Album"を取ったことがうれしかったです。たまたま先日表参道を歩いていて久々に彼らの曲を聴いて、あれレッチリってまだいたんだ、で、すごいいい曲まだ作るなあと思ったのでその印象があり、彼らの賞は喜ばしいものです。さて、私の本筋であるラップについてですが、ソロパフォーマとしては、T.I、Duo/Groupとしては、Chamillionaire、最優秀曲、最優秀アルバムに、Ludacrisが受賞したようです。個人的にT.Iは好きな音じゃないです。すぐ消える種でしょう。Chamillionaireは悪くないすね。Ludacarisは、ワルを売りにしているわりに意外にいい奴のようですが、音は根本的に平坦でどこに売れる要素があるのかまったくわから〜ん。俺が遅れているのか。
"Money Maker" by Ludacris (Best Rap Song/the 49th Grammy Awards)