派手な殴り合い

2/22 Buf vs Ottでの派手な殴り合い。
NHL備忘録さんによると

(snip)乱闘の起因となったのは、セネターズのクリス・ニールが、セイバーズのクリス・ドゥルーリーに後ろからチェックを与え、ドゥルーリーが額の裂傷を負ったこと。しかしニールにはペナルティは課せられず。これに怒ったセイバーズのアダム・メアーが、次のフェイスオフの局面で、セネターズのジェイソン・スペッツァの頭部にパンチを食らわせたことから、両チーム入り乱れての大乱闘へと発展した。この乱闘のため、試合は20分遅延に。両チーム合わせて100分のペナルティ(うちバッファロー側に63分)が課せられ、両チームのGK(ビロン、エムリー)に加え、セイバーズのタフガイ、アンドリュー・ピーターズがゲームミスコンダクトとなっている。エムリーは、3試合出場停止明けのこの試合でいきなり乱闘、退場となっている。

ビデオを見ると、ドゥルーリーがシュートを打ってフリーなったにもかかわらず横からニールがチェックして、運悪くドゥルーリーのヘルメットが外れてしまい、そのまま頭を氷に打ったようだ。真後ろからのチェックはもっての他、そもそもパックを持っていないプレイヤへのチェックは基本的にインタフェアランスなんで、反則のはずが、そうならなかったので、メアーが怒って大乱闘に(ただ、ビデオを見る限り真後ろではないし、シュート打った直後だから、まあ反則を取らない場合もあるかなあ)。キーパーも加えてみんなで殴り合いまでは、まあ年に数回はある大暴れだが、両チーム合わせて100分のペナルティ、キーパーはキーパー同士で乱闘という不文律を破ったり、コーチ同士がののしりあったり、プレイヤが観客にあからさまに文句を言うというのは、かなりの大暴れだ。珍しい。しかし、このビデオを含むこの乱闘騒ぎ関係のビデオがYouTubeの昨日から今日にかけてのMostViewに入ってしまうことに、観客が喜ぶからという理由で乱闘を許す文化*1のNHLが好きになれない俺としては納得がいかない。とかいいながら全部見たけど。

*1:実際プレイヤやっている時は、乱闘したくなる気持ちはわかる