トレーサビリティマトリクス

ソフトウェア開発でトレーサビリティマトリクスというと機能と成果物、もしくは成果物と成果物間の定められた粒度での対応付けのことである。これがあると、プログラム理解、ソフトウェアの変更時の影響範囲追跡、バグった時のお客様へのビジネスインパクト分析などができるようになる。さらに言えばCMMIのREQMでは絶対に必要となる機能である。

 で、マトリックス。マトリクスの語源はギリシャ語で「子宮」という意味だそうな。
 で、それから派生して概念的に「何かを生み出すもの」という意味をもった。で関数が一般的に何かを生み出すものであることから、行と列から何か値を生み出すということができるものを「マトリクス」とよぶことになったそうな。で、表形式のものを一般にマトリクスとよぶ。
 映画の「マトリクス」は「何かを生み出すもの」から派生しており、表形式とは全然関係がないとのこと。へー。。Generic医薬品とGeneric PracticeのGenericが全然意味が違うのと同じようなものだな。
 しかし、トレーサビリティマトリクス。本来の語源で直訳すると「追跡性をもつ子宮」。何がなんだかわからない。