コンピュータの基礎知識

最近,とあるA3の紙に,「コンピュータの基礎知識をちゃんと学ぶことに挑戦する」と書いてしまったので,いろいろ勉強している.
勉強すべき範囲はめちゃめちゃ広いが,それぞれおもしろい. このような体系的な知識なしで研究をしようとしていたことが悔やまれる. 自分より上の方や大学時代に情報学科の後輩たちは,このような知識を持っていていろいろ議論しているわけで,こっちは,そりゃついていけないな.恥ずかしい.というわけで,読み中のオススメ本をあげておく. 暇つぶしにみても面白い.


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コンピュータの構成と設計 上・下
コンピュータのアゼンブラレベルでの動作議論とハードウェアに関する基礎知識がわかる.図書館で借りた.

4781910270.jpgオートマトン 言語理論 計算論
オートマトンって何で,なぜこのようなモデル化が今でも重要なのかわかる. あと正則言語や文脈自由言語について. 最後に計算可能性や計算量についても下巻では示している.
会社で買った

0262011530.jpgStructure and Interpretation of Computer Programs
プログラム,プログラミング言語とはどのようなものかについて,初歩からまとめてあるらしい.
まだ読んでない.

0137903952.jpgArtificial Intelligence:A Modern Approach
AIの歴史と現在の理論が丁寧に示されている. いわゆる命題論理,述語論理に始まり,ベイズ理論,確率論,ファジー理論,エージェントのアーキテクチャなど盛りだくさんで,かつ全く初心者だった私でも理解できる丁寧な説明.

こういうのを読んでいくと,コンピュータのアーキテクチャや動作の仕組み,アルゴリズムに関す理論などは,インターネットやPCの性能とくらべてそんなに変わっていないなあということがわかる.ちなみに最初の本によると 世界最初のコンピュータとPentium 200MHzのパソコンとの価格性能比は約2億倍だとか. 今の3GHzのマシンだとその10倍以上か.