疎結合
原書は読んだがそのときの書評は
Loosely coupled が何かは依然なぞのままであった。
で、この本の訳が出たようだ。丸善で立ち読みしたら、訳はしっかりしている印象を持ったので、ご興味のある人はどうぞ。
最近この疎結合ってなんぞやってところをよく考える。システム全体と再利用可能なコンポーネントの関係だ。
ちょっとメタファを考えてみた。
ジグゾーパズル:これは、絶望的に密結合だ。 ピースの再利用ができないことが特徴ですらある。っていうか出来たら困る。完成するシステム(絵)も必ず一つだ。
レゴ これはすごい。何でも出来てしまう。マインドストームに至っては本当にシステムが出来てしまう。 レゴのパーツは再利用率激しいぜ。
電子ブロック: 中間か。何でも出来るわけではないが、ある一つのシステムしかできないわけではない。私は小学校のときに、はまった。(そういうときに、もっとラジオを自作しようとかせずに、このような抽象化されたおもちゃで飽きてしまうところが今と変わっていないが)
メタファを考えた時点で眠たくなったが、これらの再利用性の違いはどこから来るんでしょ。
粒度?パーツのセマンティクスの凝集性か?シンタックス的な意味でのインタフェースの柔軟性か?とキーワードだけ示してみる。