論文: 「ソースカバレージを用いたオープンソース徹底解説本の徹底度合いのメトリクスの提案」

よく,Velocity徹底解説!とか MySQL徹底理解! 詳説Eclipseとか,とかくオープンソース系のソフトでは,徹底に理解させようという雑誌記事や本がある.

読んでみると,つーか,まずお前が徹底してるのかと問い詰めたくなるような代物や,あなたが徹底しているの全然別の技術なんですけどーなど,切腹したほうが良いようなものが多い.

実際Velocityの解説だってのにJavaやらHTMLの解説に半分割いたりとか鬼のような本もあるらしい. Eclipseの本なのにユニットテストにかなりを割いている本もある.

そこで,どのぐらい徹底しているのかを定量的に評価するために説明対象のソフトのソースのどの程度の部分を説明しているかをソースカバレージ定量化するというのはどうだろうか. 最近はバイトコードのカバレージを計測したりできるらしいし.

Velocity徹底解説(ソースカバレージ率22%)!とかね.

まあ,外部仕様でなく内部動作を知りたがる人はそうはいないけどね.