だらだらと書いてみる

何を研究すべきかって難しいねー.今後徐々に実践的なところでの研究テーマにシフトしていきたい.IBMの勤務の人の話を聞くとと,実践的なところでも研究テーマはあるし,そのようなテーマの学会もアメリカではある.やっぱりオレは数式よりはシステムや実装に興味がある.(ICWSは本当にアカデミックだったが).
微妙に思ったが,万国共通で,アカデミックの人は実装イメージが適当でそこにある問題は無視.
私自身も適当だが,周りの見聞からも少しは,理論を実装やシステムに適応する場合の問題意識があるつもりだ.

明日から秋田. 研究会は,他の人のいろいろ自分から見ると枠にとらわれないさまざまな研究の卵のようなものがあるので面白いです.今回ワタシが発表するもの,自身も前のKBSEでの別の人の発表からinspireされた内容です.

とかいいながら,まだあさっての資料をちゃんと作ってないのに,今日は友達と飲んでました. あー.

けど,ソフトウェア工学って工学としての体をなさないまま進化し続けている気がする.本来工学なり理学なりは,ピラミッドのように,地層のように,それまでの学問がベースとなってそれらが正しいことを前提として,新しい発見を積み上げていくというものであるわけだが,なんかこの業界は土台がまだヌルヌルしていないか. 土台がまだ固まっていないまま,ビル作ろうとしてないか. それが悪いというのでなく,やっぱ,それまでの工学のやり方とは違う発展のさせ方が,ソフトウェア工学にはあるのでないか.

われわれが見ているのは常に人や金が絡むシステム,社会の動きを抽象化したモデルだ.決して,πの値を計算する処理モデルではない. 常に複雑でわけがわからない.

これのおおざっぱな分類を見ると「ビジネスジャ〓ナル」の論じられ方をあながちバカに出来ない業界なきがする.