ナウル

以前ニウエが首都壊滅って話をした.通常の生活に戻っただろうか.心配だ.

この事象からは,温暖化現象や南北問題やらに結びつけて資本主義的生活を批判するというのが人間として教科書的に正しい姿勢である.

しかし,同じような場所で環礁島国のナウル
From 極東blog

ここはすごい. めっちゃ国としてのダメダメ感漂っている.ある意味2代目どら息子が店を潰していく過程を国レベルで表現している

燐鉱石の輸出で莫大な所得を得ていたこの国は豊かそのもの。
国民はほとんど定職を持たない人ばかり。

まあ,普通のどら息子だ.

しかし、大切な燐鉱石が掘り尽くされる日が近いことが判明。
90年代初め、ナウル政府は対策に乗り出します。

まず、隣国オーストラリアのメルボルンに52階建てのオフィスビルを建てました。
あーあ.いわゆる箱物作って,安易にもうけようという魂胆か
でも、あまり儲かりません。
やっぱり.


ここに来て、ようやくナウル政府は
「やっぱり国民が働く以外にない」と気付きます。

で漁場を作ったけど,誰も働かず失敗.で,最終的には

その一つが「国籍の販売」。もう一つは「秘密銀行」の開設。
あれれ,なんかぐれてきたな.

そっから,911のテロでアメリカに秘密銀行商売を潰されてから国内が大混乱
で,

2004年 1月末、ナウル大統領が二人いるということが判明。
とか
2004年2月、豪州は「ナウルの指導者が誰かすらわからない」と発表

さらに
そして、2004年3月4日のニュース記事。どういうわけか、ナウルは突然アイスランドと国交を結びました。理由は「どちらも海に囲まれているから」
ついにわけわかんなくなっちゃいました.

地方の2代目バカ息子がダメになっていく過程と抽象的には同じか.