Visaのフィッシング詐欺日本語版登場

VISAカードの暗証番号を入力させようとする日本語フィッシングメール出現

ビザ・インターナショナルは9日、同社を騙ってクレジットカード情報を詐取しようとする日本語のフィッシングメールが出現していることを明らかにした。利用者に対して警告する準備を進めているほか、VISAカードを発行する各会社にもこうしたメールが発生していることを通知したという。

リンク先をみたが,すげえそれっぽい.フィッシング詐欺の概念のない人は,だまされるのではないであろうか.

これ,驚いたのは,サイトのイメージをみたらわかるが,アドレスバーのURLがちゃんとVISAのURLになっているところ. 今までは,HTMLメール上でのURL詐称は知っていたが,こういう芸当もできるのか,こんなん,どーするんやろなあと思った.
実は,JavaScriptで,本当のアドレスバーを消し,偽のアドレスバーを作ってフレーム上に乗っけて見せるって事によってできるらしい.実際にこの偽アドレスバーは見た目だけでなく,別フレームの画面に対して正しく動作するようで,みわけがつきにくいようだ. Java Scriptってすごいねえ. 最近のFirefoxは,httpsはアドレスバーの色が変わるからわかると思うが,このような詐欺への対処だったのだな.