ユナイテッド93 - ysakata's diary

ユナイテッド93を見た。9.11でハイジャックされた飛行機で唯一標的に達せずに墜落したユナイテッド９３便のハイジャックまでとハイジャックされた飛行機の中で乗客が標的に達せさせないためにハイジャッカーと戦った話。個人的には前半までは面白かった。前半はこの便に限らず、複数の飛行機がハイジャックされWTCに飛行機が２機突っ込み、そしてこの飛行機がハイジャックされるまでが描かれている。管制官や軍が、ハイジャックっぽい状況に気づいてから、状況がつかめずに混乱している間にWTCに飛行機が突っ込んでいくところまでの状況がハイテンポに描かれて手に汗握る。混乱加減が本当にこんな感じだったんだろうなあ、というのが伝わってくる。また、途中でアメリカン航空１１便のコクピット内音の分析で"We have some planes"という声を聞いて複数のハイジャックが起こったことに気づくという場面は、本当の話のようだが*1、その時の緊迫感ってどんなもんだったんだろうか。で、その後ユナイテッド93もハイジャックされるのだが、そっからはどうも。。カメラワークがぐちゃぐちゃでわけがわからんし、人物描写が少なかったのでイマイチ盛り上がらない。話の展開が急で突然すぎるし。事実ベースだから、最後に映画的ハッピーエンドがあるわけでもないし。6/10点というところか。