wikipediaに載っていた中学の友達

 おとといwikipediaを使って調べ物をしていた。その過程で知ったのだが、学者さんやっている中学の同級生が学者としてwikipediaに載っていた。芸能人とかスポーツ選手ならこの年で載っていてもなんら不思議ではない。しかし学者の世界でwikipediaで名前が挙げられるってのは多分その世界ではなんかすごい人になっているんやなあ。彼と自分は中学の頃同じクラブに属していたのだが、その頃、彼はなぜかエスペラント語に凝っており毎日挨拶代わりにエスペラント語で会話をしてくるので、何を言っているのか全くわからなかった。しばらくして一通りエスペラント語がわかったらしい後、エスペラント語の文法におかしい点がいくつかあって納得いかないとかいう話になって、以降は勝手に自分で文法を改めた新しい言語を作ろうとしていた。とまあ、当時からかなり変わった奴であったが、学者で成功していているんだなあ。
 彼のやっていることに関しては2年ほど前に会った時に聞いた。3,4年ぶりぐらいに論文を書き上げた見たいな事を言っていて、こっちの感覚としては3,4年で一本は少ないなあと思った。しかし、聞いてみると一本の論文で200ページ。で、200ページでやっていることは、たった一つの数学の証明。最近の数学の証明って200ページもかかるのかいと驚いた。そもそも、それがあっているかどうか調べるのも大変だろう。いやはやすごいもんだ。ということで、彼には今後もがんばってほしい。