貧しいと感じている人ほど宝くじを買う傾向

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貧しいと感じている人ほど宝くじを買う傾向

 米国の研究チームは、自分が貧しいと感じている人ほど宝くじを買う傾向が強いとの調査結果を発表した。専門誌「Journal of Behavioral Decision」に掲載された同調査では、自分自身の所得が一定水準を下回っていると感じると、人はリスクを取りがちになり、貧困のわなにも陥り易いとしている。
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 調査に協力したカーネギー・メロン大のジョージ・レーベンシュタイン教授は「主観的に貧しいと感じていると、人は道理に反するぐらい多くの宝くじを買うことになる」とコメント。貧しさを感じる人ほど「お金を捨てる」傾向が強いのはとても逆説的だとしている。

 宝くじに関する主張に関しては、必ず「期待値」とか「経済合理性」という言葉で「宝くじは買うやつが馬鹿」という話につなげればいいと言う人が多い。しかし、前も思ったが、そんなことは小学生でも知っている話。この論理に合わない合理的でない人間⇔貧乏人で話を終わらせる人は、他に考えることがないよほど忙しい人なんだろう。
 このような人は、たとえば上記記事でジョージ・レーベンシュタイン教授の「主観的に貧しいと感じていると、人は”道理に反するぐらい”多くの宝くじを買うことになる」という発言は教授が経済合理性すら知らないから行った発言とでも思っているのだろうか?