2007年問題

団塊定年で技能伝承に黄信号、製造業の3割に危機意識

経済産業、厚生労働、文部科学の3省は3日の閣議に、2005年版の「ものづくり基盤技術の振興施策(ものづくり白書)」を共同で提出し、了承された。
 ものづくり白書で初めて、団塊世代が定年期を迎えて一斉に退職する「2007年問題」を取り上げた。
 白書は、07年以降に60歳を迎える1947〜49年生まれの団塊世代は約670万人に上るとし、ベテラン社員の定年が集中することで、技能の伝承などに危機意識を感じている企業の割合は、特に製造業が30・5%と、全産業の22・4%より比率が高いとしている。

いまいちわからんが,本当に必要な技術を持っている人なら,定年であろうが,頭下げて再雇用するわけだし,そうでないなら別に辞めてもらってもいいわけだし,何が問題なんだろう.
何年問題って呼ばれるものって,なんだかんだで皆さんの努力で回避できている場合が多い.時期も含めて予想できる問題は,人間の英知で何とかなるんだろう.