まとめ その2

今年は、てんかんでやたら倒れた一年であった。4回/年。
全くこまったものである。自分以上に周りに迷惑をかけているわけで、なんとかせなということで自分でいろいろ調べてみている。
日常生活のためのてんかんのくすり
そもそもどう困るかというと、2点ある。てんかんそれ自身と薬の副作用である。
 てんかんそれ自身は、自分自身はよほど悪い場所で倒れない限りは問題ではない。困るのは周りである。本当に周りの人には迷惑と心配をかけました。すみません。なので、本来は治癒をしなくてはならない。しかし、MRIやCTなどを見る限り原因不明らしい。だから、原因を取り除くことによる根絶は難しい。日本でもっとも権威があるらしいここにも行こうとは思っているが、まあ多分わからんだろう。薬による対処療法しかないようである。
 そんなわけで、5年ぐらい薬を飲んでいる。薬について上記本で調べたが、ほとんどの薬はなんで発作を抑制できるかよくわかってないそうだ。そんなんでいいのか。しかし、どうも薬の世界はそういうものらしい。で、このてんかんの薬ってのが曲者だ。根本的に、てんかんの薬ってのはものすごくデフォルメして言えば脳のクロックを抑えるような感じの薬のようである。だから、基本眠いかつ、だる〜い気分になる。これがいやになる。過去にそれがいやになって、薬を飲むのをやめてみたり、薬を飲みつつSSRIという多少ハイになる薬を一緒に飲んでみたりしてみたら、あら不思議ものすごいテンションで仕事のみならず人生ばら色状態な気分になった。1週間ぐらいかかりそうな文書が半日で書けたり、アイデアが止まらなかったり、あらゆる仕事を試したくなったりする。これは人生楽だ。てんかんでない人はラッキーと思ったほうが良いぞ、ほんと。とまあ、そんなことを思っているうちに、2,3週間で発作が起こるわけだが。で、しかたがないので、ずっとデパケンなる薬を飲んでいたのだが、ありがちな副作用のひとつの高アンモニア血症になってしまい、それで倒れる。で、次はテグレトールなる薬に。で、このテグレトールなる薬は、やたら肝臓に負担がかかる薬らしく、肝硬変か君はみたいな状態になってしまう。次はエクセグランなる薬。この薬を上記の本で調べてみたが、この薬は特に眠気とかだる〜い気分(高次精神機能障害というらしい)が激しいらしい。調べた副作用として眠気、自発性の低下、記憶力の低下、判断力の低下、胃部不快感、視覚異常など。最近激しくそれを感じるのだが、どうもこの薬の副作用と思われ。これはやっぱ変えてもらおうかと。記憶力に関してはちょっと異常だ。昼寝すると朝のことを忘れたりしているし*1
 そんなわけで、大変なんだけど、しばらくは付き合わなければいけない病気のようなので来年からはうまく付き合っていくようにがんばりませう。

*1:これは結構不思議な体験である。実際、薬を飲むと眠くなるので昼休みは昼寝するわけだが、その後朝やったことは忘れている。仕方がないのでなるべくやったことを秀丸で記録しておく。そうすると、まあおぼろげながらああそうかと思い出す。忘れちゃうので、やり終えたことはコマめにドキュメント化することが欠かせない。まるでやたら落ちるWordのような対策をしている俺。博士の愛した数式の博士みたい