House of Pain 〜 セント・パトリックデイも近いし

明日、3/18はセント・パトリックデイ。アイルランドキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日であり、アイルランドの祝祭日です。緑色の物を身につけて祝う日であるため、「緑の日」とも呼ばれているそうです。
日本でも明日は祭りがあるようです。
ニューヨークでもやるみたいですね
また、便乗商法なのかそういうものなのかわかりませんが、多くのアイリッシュバーは今週はハッピーウィークを展開しています。明日は祭りを楽しんでもいいし、アイリッシュバーでひと呑みするのもいいですね。
さて、ここまできて今日のmusicが誰を紹介するかわからない人は、廊下で飛び跳ねていなさい!
そう、アイルランド出身の白人ラッパー House of Painです。
"Jump Around" by House of Pain

この曲を含むアルバム"Jump Around"が出たのが92年。まさにバブル絶頂期だったのではないでしょうか。六本木のブラック系のクラブではこの曲が流れるとハコごと揺れたそうな(近い知り合いで唯一のクラブ通友人から)。確かに盛り上がるには最高な曲です。確かにこの曲はかなりのローテーションで流れていたそうです(同じ友人から)。この頃ののエヴァーラスト(メインラッパー)はかっこよかった。ただし、彼らは、この曲の一発屋という印象は世間的には否めません。私自身は、そもそも2ndから入った口なので2nd『The same as it ever was』と3rd『Truth crashed to aearth shall rise again』ともに悪くないとは思っていますが、レベル的には2ndまでが限界かな。やはり彼らの限界を感じたのか、これで解散します(エバーラストが脱退を表明した)。しかし、こっから意外に活躍します。まずエバーラスト。怒りをそのまま表現するラップで人気だった彼は銃刀法でつかまったり、それらしい事件をおかしますが、突然何を思ったかブルースのアルバム「Whitey Ford Sings The Blues [Edited Version]」を出します。まあ、イメージで言うなら、バナナラマを歌っていた長山洋子が、次に演歌を歌うようなもので、びっくりしたのを覚えています。エバーラストはラッパーからブルース歌手になって「誠実であること、それだけが俺の鎧なんだ」というような驚くような歌詞をアコースティクギターで歌います。で、これがダブルプラチナ。すごいですな。ちなみにDJ リーサルは今はLimp Bizkitで活躍しているようです。


House of Pain当時の Everlast (手前)

ブルース歌手になったEverlast
"What it's like" -Evelast 結構名曲