選挙カーがうるさい

  • 選挙カーがうるさい」ってブログに最近書いた人が全国で1000万人ぐらいいるのではと思う。そんなことはみんなわかっているので、この感想のおかげで日本中のハードディスクが無駄になっている気がする。もう、Yahooとかニュースサイトはニュースだけ載せるのではなく、想定のつく感想は先に用意しておいて、そこにリンクを貼れるようにしておくべきだ。たとえば、GWになったら「成田が大混雑で疲れた」とか「GW楽しんだけど、久々に明日から仕事で憂鬱」とかいう感想の文を準備してあるニュースサイトがあっても良いと思う。電報のテンプレートのようなイメージ。多分あと2,3年もすれば、blogのエントリを書いている途中に、Ajaxでその内容が解析されて、解析された内容に似た他人のblogの既存エントリから、書くべき内容の候補が出てそれを使って補完すれば、あっという間に自分のエントリが作成できるってサービスがハテナから出てきそうだ。携帯電話のメールで単語の候補がでてくる奴の、blog+履歴情報源が全世界のblogにしたものって感じ。
  • 地方選あたりになると、直接的に候補からの何らかの情報を届ける手法が、選挙カーを使うスピーカーだけで、届けたい情報が名前だけ。っていう選択をみんな取るというのは、それが今までか今でもかはわからんが、最も効果的だということなんだろう。いいのかそれで。
  • さっき家の近くの新大橋通りを歩いていたら、共産党の書記長がうちの選挙区の議員の応援で選挙カーにのっていた。 共産党って相変わらずどんな地域にも、どんなに通る可能性がなくても候補をたてているわけだが、あの無駄さ加減は内部で誰もなんとも思わないのか。共産党って、共産党員から金が降ってくる。だから、あまり経済的効率性を考える必要がないし、共産党員への経済的リターンをしないと明日から困るってこともない。なので、選挙は、無駄であろうと彼らの内部評価や党員へのアピールの場として利用しなければならないからだと個人的には思っている。何かデジャブ感が激しいが、そもそも、「このやり方って、党員からもらったお金に対する効果が低いので、勝ち残れないのでは」とかいうと、「お前は資本主義の手先か!」とか糾弾されてしまうのだろうか。(共産主義をぜんぜんわかってないが)
  • さきほど、家の前で10Fで干してあった布団が、舞い上がって飛んでいって、それが道路を挟んで向かいの5Fあたりのベランダに舞い降り、そこのマンションの人が干したとしか思えない状態になった一分始終を見た。ちょっとこの見事さは見てみないとわからないだろうが、21世紀になるのに立ち会った感動の次ぐらいにすごい現場に立ち会った気がする。