メイリオの次にVistaのいいところ

シンボリックリンクの正式なサポート。

MKLINK [[/D] | [/H] | [/J]] リンク ターゲット

        /D          ディレクトリのシンボリック リンクを作成します。既定では、
                    ファイルのシンボリック リンクが作成されます。
        /H          シンボリック リンクではなく、ハード リンクを作成します。
        /J          ディレクトリ ジャンクションを作成します。
        リンク      新しいシンボリック リンク名を指定します。
        ターゲット  新しいリンクが参照するパス (相対または絶対)
                    を指定します。

というわけで、UNIXでいうところのシンボリックリンクができる。ネットワークドライブとかに対しても利用できるらしい。GUIを使っている限りショートカットと何が違うねんという話もある。まったくだ。大して必要ない。しいて言えば、Win95時代のFile Chooserコンポーネントを使っているような古いソフトをVistaでまだ使っているときに、ものすごい深いところにあるファイルを簡単に選択できるというぐらいか。同じ理由で、Swingアプリケーションでも便利かもしれない。
 が、昔からUNIXで当たり前にできてWindowsにできない機能の代表例として上がっていたシンボリックリンクが正式サポートになったのはうれしい。VistaとかWinServer2008とかPowerShellとか、結構最近のWindowsは、改めてCUIを見直して、結構センス良く設計して提供していると思う。 この方向は続けてほしいものだ。