シャンビリが激しい

シャンビリ
抗うつ薬(特にパキシル)の服用を中止した際にあらわれる知覚障害を指す俗語。主にインターネット上で使われる。この言葉は耳鳴り(シャンシャン)と電気ショック様感覚(ビリビリ)に由来する。シャンピリとも。

 アルコールを完全にやめて2,3日。頭がはっきりしてくるので仕事の時も暇な時も含めていろいろな事について具体的に考えたくなる。たとえば昨日の英文章への突っ込みとか。どうでもいいことから仕事に関してまですべて。 これはかなりうっとおしい。だから暇な時は不善をなさないようにアルコールを飲んでいたわけだけど。
 で、そのため、アルコールを止めると同時にパキシルを減らしている。パキシルてんかんの薬であるデパケンの副作用を抑える薬としてもらっていた。てんかんはメタファで言えば脳のクロックが本来の保証クロックよりオーバーククロックになるのを制御できない不具合が存在するCPUであるからOSが使いすぎた結果CPUがエラーおこして止まってしまう感じの症状。で、デパケンなどのてんかんの薬は脳のクロックを下げるような効果がある。それをある程度戻す薬がパキシル。それを減らせば、多少はデパケンの効果で脳が安定する。
 で、パキシルを減らすとパキシルを止める副作用でシャンビリなる状態になる。これ結構苦痛。とにかく体を動かすと体に電流が走る感じで動きづらいことありゃしない。
 ただ、前はまた新しい変な状態を体に持ってしまったかと思って会社近くの内科医に行ったが、そんな症状は聞いたことがないと言われて不安のままだったが、ググって「電流 てんかん 神経 薬 副作用」とかで調べると、これがパキシルを止める時の典型的な副作用だとわかり安心できた。
 さらにいえば、シャンビリっていう、体験しないとわからないあまりに絶妙なネーミング驚嘆した。おれは、今自分にある症状がこの名前で呼ばれていることで、この名前の症状だと確信した次第だ。 実際、「平均値な有識者」より、インターネットの方が圧倒的に事実を示唆するツールであるという現実はある。「Wikipediaで調べた結果だからおかしい」とかそういうことはなくて要は使い方次第だなと思いました。以上。


てんかんQ&A―こんなことも聞いていいでしょうか

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